当ブログでは、アフィリエイト広告を利用しています

てんかん発作の観察の4つのポイントと適切な記録の方法を紹介!

 

目の前でけいれんを見ると慌てて、どう対処していいかわかりませんよね。

はじめてみるひとは、いつけいれんがおさまるのか?
救急車を呼んだほうがいいのか?放っておいたらどうなるのか?
おさまった後は何をしたらいいか戸惑いと不安でいっぱいでしょう。

 

数分で止まるけいれんなら、周りに危険なものは取り除く必要があります。

また、5分以上けいれんが続くときは、救急車を呼び医者に見せる必要があります。

たつぽん
たつぽん

5分以上のけいれんは、チアノーゼや
脳障害の可能性が高くなるからです

けんれんしたときの観察項目って?

記録ってなにをしたらいいの?

医者にどのように伝え方って?

こどもの場合、熱による体温の上昇でけいれんをする熱性けいれん。

脳出血や髄膜炎、脳腫瘍など脳障害が原因で発症するてんかん(症候性てんかん)。

成人でけいれんを起こす場合は、脳腫瘍や脳卒中や、生活習慣病が引き金になり、けいれんを起こす場合もあります。

記録を取ることは、慌てずに冷静な判断だけでなく、誘発原因を特定して医者にくわしく説明するときに役に立つからです。

今回は、てんかん発作の観察の4つのポイントと適切な記録の方法を紹介します。

【てんかん発作の観察項目】最初に見るべき4つのポイント!

はじめに発作が起きた日時やなにをしていか・どんなけいれんだったのか確認します。

風邪をひいていなかったか、食欲がなかったのか、発作の前に体調の変化があったのかです。

 

いつもとちがったけいれんの場合は、とくに確認してください

季節の変わり目に多い、微熱が続いていなかったか、テレビやスマホを見ていたときに多いかなどです。

誘発原因がはっきりしたら、発作の原因を避けるよりも、改善する考えを持つようにしましょう。

前の日にいつも以上の運動をしていなかったか?
薬を飲んだ後に発作が多くなかったのか?
ほかには、友だちとけんかしなかったか?など・・・

いやなことがあると、体力より精神的な疲れで、発作が出てしまうこともあります。

なんでもいいので具合が悪くなったことをリストアップしてしておきましょう。

リストアップしておく理由
  • なぜ、発作になったか?
  • なにをしていていたとき?
  • 薬の種類や量の変更から何日?

体調が悪いと発作になりやすいので、気をつける必要があります。

風邪や寝不足、疲れすぎのときは、免疫力の低下が原因で、発作の誘発するので、体調管理を気をつける必要があります。

薬の量や種類や量の変更は、脳波検査や血中濃度の数値で医者が決めます。
薬の変更後は、頭痛やめまい、けん怠感が続き、体調が不安定で発作を誘発することがあるので注意しなければなりません。

1週間以上症状が改善されないときは、薬の効きすぎている可能性があるので、医者に相談しましょう。

てんかん発作が起きた日の確認の重要性は?

てんかん発作が起きた日を確認の重要性は2つあります。


抗てんかん薬の量や種類を変更から、
何日経っていたか確認することも重要です。

薬の変更は、血中濃度を正常値範囲内にして発作をおさえるために飲む薬です。
しかし、微量の変化で頭痛やめまいの副作用がつよく出ることもあります。

発作の前に、はげしい頭痛やめまいがなかったなど、思い当たることを覚えておかなければなりません。

抗てんかん薬の量や種類を変更
変更してから何日経っているか

薬の量や種類の変更は、血中濃度が変わり、頭痛やめまいの副作用がつよく出て、発作を誘発する可能性が高くなることも考えて医者とじっくりと相談しなければなりません。

医者は血中濃度の数値が有効範囲にないと、薬の調整をしたがります。しかし、薬の変更で逆に体調が悪くなることもあります。

たつぽん
たつぽん

血中濃度は、体調によって日々変わります

薬を変更してから発作が出た場合は、変更してから何日経っているか確認することで、発作が出るタイミングがわかり、発作に備えることができます。

いつもとちがう発作の場合は、かかりつけ医や診察している病院に行き医者にくわしく説明して、適切な治療法を仰ぐことが重要です。

発作が起きた時間の確認の重要性は?

てんかん発作がなりやすい時間を特定すること。

起きてすぐに発作が出やすい、薬を飲んでも午前中に発作が多い、寝る直前に体がピクつきが多い、夜中に起きたと思ったら発作を起こしてしまうように時間もちがいが出てきます。

状況によって、朝と夜に飲む薬の量を変更することもあるからです。

起きてすぐに発作が出やすい
薬を飲んでも午前中に発作が多い
寝る前に体がピクつきが多い

朝晩の服薬でも発作が出る場合は、1日の薬の量を2回から3回に増やして、飲む間隔を短くして薬の効果を持続させるように処方しなければなりません。

また、発作の頻度が高い時間に合わせて、薬の量を変更することで、発作が出にくいように調整することも可能です。

1日の薬の量を変えないで、薬の量を調整したいときには医者に発作が出やすい時間を伝えましょう。

発作の出る時間を把握することで、発作の頻度を低くできます。

なにをしていて発作が起きたか確認

なにをしていたか確認します。

たとえば

朝はやくにおきて…
薬を飲む前に…
ひと息しようと思ったとき…

どんなけいれんだったのか確認

てんかん発作を起こした際に、どのようなけいれんだったのか確認します。

医者に伝えるとき発作の仕方によって、脳のどの部分が誘発しているかわかるからです。

けいれん中に目が右または左に寄ってないか?

体の一部のふるえ・全身をともなうふるえだったか?

ぼーっとする部分発作や手足がこわばりけいれんするがありますが、片方に目が寄っている場合は、脳障害の可能性が高くなります。

左脳の場合・・・右に目が寄る
右脳の場合・・・左に目が寄る



医者にくわしく説明できないときは、スマホで録画記録を取って見せるだけでどのような薬を処方したらいいのか判断までに時間がかかりません。


もし医者が、1度の熱性けいれんで、抗てんかん薬を処方すると診断したときは、ほかの病院で診察してください。1度の熱性けいれんでは、経過観察で2度目に熱性けいれんが出た場合に抗てんかん薬の処方を考えるからです。


 

てんかんが起きている最中は安全確認を考える

てんかん発作がおきたときは、慌てないようにしましょう。

慌てたところで、発作は止まってくれません。

安全な場所に移動させてから服のボタン・ファスナーをゆるめる
クッションやバスタオルをかさねて頭を保護する
食べ物が入っている場合は、吐きやすい態勢にさせる

けいれんしているのを見ると、舌を嚙まないか心配になり口の中にタオルやスプーンなど入れようと、無理矢理に対処しようとしますが、逆効果なのでやめましょう。

呼吸が浅い状態のときは、あごを上げて呼吸しやすいようにします。また、発作中に過呼吸になる場合もあるので、発作がおさまったら、ゆっくり呼吸させて落ち着かせてから話しかけるようにしてください。

てんかん発作後にみるべきポイントって?

考える女性

次のようなときは、救急車を呼んでください。

5分以上発作が止まらない
転倒時から意識が戻らない
意識が戻らないうちに再度発作が出る

てんかん発作後は、極度の脳疲労から眠気が襲ってきます。

てんかん発作は地震のようなもので、長くて3分ほどで自然にかならず発作はおさまります。

てんかん発作後は意識がもうろうとして、再度、発作が起きてしまうことがあります。3分ほどの発作であれば、様子を見て次の日に通院しているところで診察しても大丈夫です。

5分以上の発作があった場合や転倒時から意識が戻らない・もうろうした状態で再度発作が起きた場合は、すぐに救急車を呼んでください。

 

てんかんを誘発させないために!適切な記録の方法を紹介!

てんかん発作の記録を取って、意味あるの?

もちろん、意味はあります。薬を飲んでいても発作が出ることもあるからです

ライフスタイルの変化や薬の変更、発作時に天気はどうだったか?薬をきちんと飲んでいても
体調の変化で薬の効き目が強くなったり弱くなります。そのためにスマホやパソコン、ノートなどに
記録しておくとくり返し見返せます。

 

メモ帳やカレンダー
スマホアプリ
パソコン

メモ帳に書く場合は、箇条書きで「何日」「場所」「発作時間」「持続時間」「何回」

カレンダーの場合は、「〇」「△」「×」など、かんたんに・・・

メモ帳やカレンダーの記録を残したい場合は、すぐに手に取りやすいもの。

パソコンやスマホで管理する場合は、GoogleカレンダーやGooglekeepなど

iPhoneやandroidのメモアプリは手軽に使えますが、整理しにくい点があります。

 

抗てんかん薬は、長期的に飲み続ける薬です。記録を取ることは日々の体調が可視化され、発作の頻度が髙い時間がわかれば、医者の判断だけでなく、こちらの意見を話せます。

記録をつけるのは、薬を処方してもらうときに、役に立ちます。

けいれんは必ずおさまる!親の態度がこどもを不安にさせる!

こどもがけいれんを起こしたとき、親はとても不安になるものです。

こどもを安心させるためには、親自身が落ち着くことが大切です。

気が動転しそうになったときは、深呼吸をしてできるだけ冷静になりましょう。てんかん発作だ!と気付いたときは周りになにもない広い場所に移動させてケガしないようにしてください。

また、こどもがうっすらと意識があるときは「大丈夫だよ」「すぐに治まるよ」「そばにいるからね」などの言葉をかけ、安心させてあげることです。

親が落ち着いて対応することで、こどもも安心してけいれんを乗り越えることができます。

落ち着くためには、けいれんの状況を記録することで、慌てずに対処ができます。

はじめは、いつ・どこで・どんな風にけいれんになるかしり、記録によって制限するべきことや気をつけること見えてきます。

さいごまで読んでくれてありがとう

コメント

タイトルとURLをコピーしました