思春期は成長や発達が著しく進む時期であり、中でも心身の変化は大きく、悩みや不安を抱えることが多いかもしれません。
なぜ、お風呂上がりに発作?
気持ちよく、はいってた時間をかえせー。と叫びたくなりますよね。
思春期は異性を気になりはじめる時期。
なので、毎日お風呂にはいりたい…。
でも、発作がおきそうだから、やめようかな?とかんがえるでしょう。
ぼくは、発作がおきると強直間代発作で、お風呂に入る前よりだるくなっていたので、いつも発作おこるな!と思っても…。発作のくり返しでした。
お風呂上がりに発作を起こすことが
数えきれないほどありました。
最初は入浴すること自体が怖いと感じて、疲れた毎日を送っていました。
お風呂に入るのは、習慣で体をいやす効果があり、きらいにはなれなかったです。
ある方法を見つけたことで、お風呂上がりでも、リラックスできるようになったことです。
実践しているお風呂上がりの工夫を、この記事ではわかりやすくお伝えします。
参考にして、てんかんでもお風呂に入るのが楽しいことだと思ってくれると嬉しいです。
てんかん発作のメカニズムとお風呂上がりの関係☆
お風呂上がりのてんかん発作が起こる理由は、体温や水分の変化があります。
てんかんは、脳内神経の異常な活動によって、発作が起こる病気ですが、お風呂に入って体温が高くなると、汗が出て水分量が減り脳のオーバーヒート状態になるからです。
神経細胞同士が、異常な電気信号を送りあうことで、引き起こされるのが『てんかん発作』です。
お風呂上りの場合、急に頭が冷やされると大脳の神経にスイッチが入り、たちくらみやめまいから、てんかん発作を起こしてしまいます。
てんかんでなくても、長湯でのぼせで気分が悪くなるのは、脳のオーバーヒートになった状態です。
また、お風呂から出ると体温の上昇でも、発作を起こすことがあります。
お風呂に入ると1度ほど体温変化があり、小さいこども体温は平均37℃で、大人がぬるいと感じていても熱く感じます。
お風呂上がりに水分補給をすることで、体内の電解質バランス(pH値)が崩れて、発作を引き起こすことです。
お風呂上がりに、てんかん発作を防ぐ方法は、お風呂に入る前に体温を調整や、入浴中に湯船から出るなどして、体温を上がりすぎないようにしましょう。
運動したあとは、体温が上がるので
休憩してから入るといいですよ。
また、お風呂上がりには水分補給を控えめにするなど、一度にたくさんの取らないことです。
急な体の冷えは、発作が起こってしまうんだね。
お風呂上がりにてんかん発作が起こってしまった場合は?
- まず落ち着いて呼吸を整える
- 周囲の人に助けを求める
- 発作が5分以上続く場合は救急車を呼ぶ(脳に酸素がいかないため)
お風呂上がりに、てんかん発作が起きたら落ち着いくことが重要です。
脱衣所は、洗濯機・洗面所の扉の取っ手・洗濯かごや陶器など意外と物が多く置いてます。
お風呂上がり後に、けいれんをともなう強直発作・間代発作・強直間代発作の場合、不意に倒れるとパニックになり、すべての物をよけるのはむずかしいです。
頭をぶつけてしまった場合は、自己判断で対処するのではなく、必ず医師の指導を受けるようにしましょう。頭は、出血するよりも内出血のほうが危険です。
5分以上、意識が戻らないときは、脳の酸素不足になるため、病院に連れていってくださいね。
連絡が取れない場合は、薬局に連絡をとって対処を聞いて見ることも1つです。
いまでは、スマホで相談できるようになったので、便利になりましたね。
なぜお風呂上がりにてんかん発作が起こるのか?
お風呂上がりに、てんかん発作が起こる理由は、温度変化が引き金となることがあります。
お風呂から出た後に急に体温が下がると、血のめぐりが悪くなり、脳の酸素不足が起こると複数の要因が重なり、てんかん発作を引き起こす可能性があります。
気分が悪いと感じたときは、浴槽に入る時間をいつもより少し短めにしてみることです。
個人差がありますが、、お風呂上がり後、時間が経ってから発作を起こすことがあります。
発作を起こす可能性がある場合は、お湯の温度を調整して、入浴時間を短くしてみることです。
お風呂上がりにてんかん発作を防ぐ7つの方法とは?
お風呂上がりにてんかん発作を防ぐ7つの方法を紹介します。
- 入浴時間を短くする
- お湯の温度を調整する
- お湯に入る前に十分に水分補給
- お風呂から出た後に、急激な温度変化をさける
- シャワーで済ませる(お風呂に入りたいときは半身浴で)
- 休憩を挟んで入浴する
- 睡眠不足やストレスをさける
入浴時間を短くする
入浴時間を短くすることは、お風呂上がりにてんかん発作を予防するための、基本的な対策の1つです。
てんかんは、肌の刺激が強くなると発作を起こすからです。
入浴時に体が温まると血行が良くなり、脳への刺激が増加するため、てんかん発作のリスクが高くなるためです。
入浴時間を短くすることで、脳への刺激を抑えることができます。
気分がすぐれないときは、15分程度を目安にお風呂に入ること
入浴中に体調が悪くなったら、すぐにお風呂から出ることが必要です。
とはいえ、入浴時間を短くしすぎると、体が冷えてしまい体調を崩すことがあり、風邪を引く原因になりかねません。
体調が悪いと感じた場合は、入浴時間を短くして、睡眠時間をおおく取ってください。
やっぱり、寝るのが1番なんだね。。
お湯の温度を調整する
お風呂上がりの発作を予防するには、お湯の温度を調整することも大切です。
お湯の温度が高いと、体が温まり過ぎで脳の負担が増え、てんかん発作を引き起こすことがあります。逆に、お湯の温度が低いと、血管が収縮して血流が悪くなり、発作を起こしやすくなります。
お風呂のお湯の温度は、38度から40度程度が適当とされています。
こどもと成人の体温は、1~2度のちがいがあるので、お湯の温度には気をつけてください。
おとなは、ちょうどいい温度でも、
こどもには熱いと感じやすいだよね。
また、敏感肌のひとは、お湯の温度にびっくりして発作の原因になる可能性が高くなります。
温度の感覚は個人差がありますので、自分に合った温度を見つけることが重要です。
まずは、38度から始めて、自分が過ごしやすい温度を見つけるようにしましょう。
体温が高い場合には、お湯の温度を下げる工夫をしてみることです。
お湯の温度は、体調や症状に合わせて、適切な温度で入ると発作の予防ができます。
お湯に入る前に十分に水分補給をする
お風呂に入る前に、十分な水分を摂取することは、てんかん発作を予防するポイントの1つです。
お風呂上がりの発作は、入浴中に体温が上昇し、汗をかくことが原因で脱水症状を引き起こす場合があります。
入浴前に水分を取ることで、脱水症状を防ぎ、てんかん発作を起こすリスクを減らすことができます。
また、入浴中にのども渇くことがあるので、コップやペットボトルを浴室から取りやすい場所に置いておきましょう。
500mlから1L程度の水やスポーツドリンクを飲むことです。
できれば、汗にちかい成分のスポーツドリンクをおすすめします。
お風呂上がりにも、再度水分を補給することで脱水症状を和らげる効果があります。
水分補給は、体内の水分バランスを保つことで、てんかん発作を起こすリスクをより低く抑えることができます。
入浴前と入浴後に水分補給を行うことで、体に必要な水分をしっかりと補給し、発作を抑えることができます。
お風呂から出た後に、急激な温度変化をさける
お風呂から出た後に、体の急激な温度変化で、てんかん発作を引き起こすこともあります。
次のような方法で温度変化を緩やかにすることも大切です。
- 拭ききれなかった汗など
- お風呂のなかで1度バスタオルで拭く
体に拭き残しがあると、極端な体の冷えにつながり、風邪引く原因になります。
シャワーで済ませる(お風呂に入りたいときは半身浴で)
お風呂から出たときに、急激な温度変化をさける必要があり、シャワーで済ませることも一つの方法です。
シャワーのときは、お湯をかける場所をを限定して、体温の変化を少なくするように心がけましょう。
また、シャワーを使うことは、お湯の温度を自由に調整できるため、急な体温上昇を防げます。
もし、お風呂に入りたい場合は、半身浴がおすすめです。
半身浴は、心臓部分が浸からない位置を目安にして、お湯の温度は、体温よりも1〜2℃程度高めに設定して、お湯を入れながら浴室を温めるのも効果があります。
また、脱衣所が寒いときは服を着たまま入って、脱いだ服をクッション代わりにできます。お風呂上がる前には、脱衣所を温めておきましょう。
入浴時間は10分程度に抑え、体調に合わせて調整することです。
半身浴は、体をリラックスさせストレスを解消の一つ。
ですが、体調によっては半身浴も避ける必要がある場合もあります。
運動して疲れすぎた後は、シャワーでもさけましょう。
自分に合った方法を知ることが発作を抑える一歩です。
休憩を挟んで入浴する
休憩を挟んで入浴することがおすすめです。
休憩を挟むことで、体温が上がり過ぎで発作を起こすリスクを軽くできます。
個人差がありますが、5分から10分程度の休憩をしましょう。休憩がながいと体の冷えにつながり風邪の原因になります。
体調がわるいときは、ムリしないで!
休憩を挟んで入浴する理由は、入浴中の体温をさげる・水分補給する・換気する理由があります。密室の浴室では、空気の流れがないので、二酸化炭素が溜まり具合が悪くなります。
湿度が高い状態で長時間入ると、体温が上がり過ぎて発作を起こすリスクが高くなるため、湿度を下げてから入浴しましょう。
手足からお湯をかけるか、上半身なら熱さの感じにくい肩からぬるま湯をかけて、体温を下げる工夫もあります。
お湯をかける順番は、手足→太もも→肩→右胸が体の負担をかけません。
体温調節は、、てんかん発作を防ぐだけでなく、体温の急激な変化をさせないことが大切です。
睡眠不足やストレスをさける
睡眠不足やストレスは、てんかん発作を引き起こす要因の一つです。
疲れた状態やストレスが多い場合、脳の神経細胞が過剰にはたらき、てんかん発作を引き起こす可能性が高くなります。
睡眠時間をしっかり確保し、ストレスを軽減することが重要です。
寝る前のスマートフォンやパソコンを控え、照明は暖色系の蛍光灯にするなど、脳をリラックスする工夫も効果的です。
暖色系の色は、徐々に眠くなってきます。ただ、明るさに慣れないと余計に目が疲れるので、短い時間から始めてください。
少しずつ慣れていってね!
ウオーキングやヨガなど、体に負担がかからない運動を取り入れると、ぐっすり寝ることができます。
疲れやストレスを、溜め込まないように心がけると、てんかん発作を予防することができます。
眠れないときは、目を閉じるだけで脳を休ませることができます。
お風呂上がりのてんかん発作を起こしたときの対処法とは?
対処法を説明するね。
- 浴室のせまい場所で、発作が起こりそうと感じたらひろい場所に移動
できない場合は、頭をケガしない様に寝転ぶたつぽん頭を最優先にすることが大事!
- 気分が悪くなったときは、近くにいる友だちや親に電話をかける
スマホのリダイヤル機能を使い、すぐに電話をかける準備をしておく。ほかの人からかかってきたときは、注意が必要!
- 発作の状況を観察する 発作が始まった時間や、症状の種類、持続時間を記録。
スマホの録画機能を使うと、発作時間も記録できます。たつぽん医者に状況を話すときに便利。
- 友だちなどにてんかんのことや発作の対処法について説明する。
コミュニケーションをとることで、安心感を得ることができます。たつぽんすこしでもストレスをなくすために!