友だちや会社に、自分の病気を話すのをためらいますよね。
てんかん発作をしられると、まず敬遠されがちなので、隠すひとがおおいでしょう。
友だちと、自転車に乗りながら発作がでると、病気を聞かされていない友だちはびっくりします。
心配してくれる友だちもいれば、つぎの日から話すらしてくれない友だちもいたはず。
てんかん発作後に心配してくれた友だちは、いつも通りに接してくれました。
しかし、つぎの日から話さない友だちが問題。なぜか発作をしらないクラスも別の奴から「けいれんした奴だ」と聞こえ拡散されていました。
スマホがなかったので、先生と同学年しかわかりませんでしたが、すこしイラっと来ました。
障がいっていうだけで、生きづらさの塊のような思春期だったので、はやく働きたいと思いがつよくなったんです。
障がい者の認知度1%?ひとの見る目なさすぎ!
てんかんは脳の病気で、認知度の低さにびっくりします。
生まれるまえからある病気なのに、しっているひとが少ない・相談しにくい病気です。
てんかんというと何?
どんな病気?と言われていました
ほんとにしらないひとが
おおい感じがするね
生まれたころは障がい児と診断されたら、白~い目でみられたものです。
学校で発作をしたときも、先生に「ほんとに動いて大丈夫なのか」と聞かれていました。
発作がおさまれば大丈夫なんだけどね
俺が就職した1997年は、障がい者雇用もなく、病気のことを話すのは100%自己申告。
伝えればまず、不採用通知の嵐だったでしょう。
なので、すべての会社に話していませんでした
てんかんは障がい者枠ができたのは、2006年4月です。
27歳のときですね
障がい者枠で働けるようになったのかと、テレビのニュースでしりました。
それまで面接のときは自分で、ほんとに言うべきかまよいました。
ある意味ハイリスクハイリターンですね。
株じゃないよ
それだけリスクがあったってことだよ
まあ、ことばだけの合理的配慮はあったものの、義務化ではなかったので、障がい者でもしらなかったと思います。
重度の知的障害施設に働いていた両親でさえしらなかったくらいです。
しっているひとのほうが少ない?
ピッキング作業の仕事の面接も、ぶじに合格して働いて1週間、効率よくできるようになった。
ところが、、上司に「お前、手が不自由なの?」聞かれたので、なにも考えないで返事したら。
それで?
あわててセンター長に話に言って
即効クビ
まさか、右手が不自由だけで、クビ?理不尽すぎると思いました。
捨てセリフに、明日から来なくていいから・・・。
なんかプチンとキレた。
やっちゃったの?短気だからね
何を?20歳超えてたんだから
せっかく、職場に馴染んできてたし、仕事もこれからってときにクビにされました。
右手が不自由だけで辞めさせられるとは思いませんでしたが、まあ、障がい者をすぐ切り捨てるような会社は、いつかつぶれるだろうと思っていたら、本当に倒産しちゃいました。
むかしは雪〇乳〇。日〇ミルクコミ〇ニティと合併して、いまの雪○○ミル〇乳業です。
実名出しちゃっていいの?
ちゃんとふせてるじゃん
いまと25年前では、法改正されネガティブなこともオープンにできたり少しずつ
生きやすい社会になっています。
と
願いたいです…
イラっと来た!未練なんてこれぽっちも感じなかった?
「明日からこなくていい」と言われ、イラっと来る」まえに、「また仕事探しだな」と思いました。
発作を起こしたらクビと覚悟して働いていたので、会社に未練はぜんぜんなかったです。
隠してたのは悪い。けど理由も聞かない会社にいても、時間のムダだと思いました。
クビの理由がてんかん発作ではなく、右手が不自由なんてね。
それよりも仕事探しをしないと、食費、家賃、車の維持費。これからどのくらい必要かな?
やっぱり、日勤よりも給料が高い夜勤をしよう!と思いました。
時給はいくらだったの?
日勤で700円前後で今よりだいぶ安いね
給料が高いのも1つの理由ですが、一番は生活のリズムを変えたくなかったので、夜勤を選んだんです。
障がい者枠とかあったんじゃないの?
あったよ。てんかんは対象外でした
一般枠で、おなじ仕事・時間働くなら給料も少し高いほうがいい・・・
まあクビにされたことは、カチンと来ましたが、はじめてじゃなったので「まあ、いっか」
と
つぎの日には、仕事探しにハローワークに行ってました。
てんかんに限らず、障がい者枠で働けるし、障がいのことを伝えれば少なくとも、理解してくれる会社も増えてきてます。
なので、病気のことを話すのが怖いと思っているひとは、勇気をもって話すべきです。
てんかんは、わかりにくい病気なのでためらうのもわかりますが。
話さないと誤解を招いてばかりです。
面接では、てんかん発作が〇年していません。仕事内容に影響がないこと。発作時の対処方法など、聞かれたら話してください。学校や仕事にてんかん発作が影響がなければ話さなくていいと思います。
障がい者の理想と現実は、まだまだ出口のみえないトンネルのなかです。
はやく自分の障がいを隠さなくても、住みやすい社会になってほしいと思います。
さいごまで読んでくれてありがとう
コメント